【Terminate】Microsoft Excelを強制終了する手順

このページではWindows 11環境においてExcelを強制終了する方法を紹介します。
使用しているとときどきハングして操作できなくなる場合があります。「閉じる」ボタンでも反応せず終了しません。しばらく待っても応答がありません。編集中のファイルで保存されていない場合は編集内容は失ってしまいますがやむなく強制終了する方法を紹介します。

プロセスを確認する


Excelのプロセス名は"excel.exe"です。プロセス(タスク)一覧を表示するコマンドである"tasklist"と文字列を検索するコマンド"findstr"をくみあわせて、プロセスを確認します。


C:\>tasklist | findstr -i excel.exe
EXCEL.EXE 10012 Console 1 102,848 K



プロセスを強制終了する


プロセスを強制するにはコマンド"taskkill"を使用します。さらに/f (force) オプションにより強制的に終了します。アプリケーションがハングしている場合は/f オプションを使用しないと強制終了されない場合が多いようです。
/im オプションにより強制終了するプロセスのファイル名を指定します。/im は image の略称です。
繰り返しになりますが保存していない変更内容は削除されます。(そもそもハングしているので救出は難しいです)

複数のプロセスが起動している場合は一気に終了させられる点に注意してください。


C:\>taskkill /f /im:excel.exe
成功: プロセス "EXCEL.EXE" (PID 13572) は強制終了されました。



以上でExcelが強制終了されることを確認してください。



ハングしたプログラムを強制終了する簡単なコマンド




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