【Windows】Windows 10 でユーザを作成するコマンド

Windows 10 環境においてコマンドプロンプトからユーザを作成する方法を紹介します。
もし Windows Update の不具合で設定アプリやスタートメニューが開けなくなった場合、新規にユーザを作成しそのユーザでサインインして改善するか確認する場合があります。要するににWindows Update でプロファイルが破損したことを想定し、他のユーザで新規にプロファイルを生成してサインインするということです。以下で手順を紹介します。

コマンドプロンプトは管理者権限で開いてください。
参考：管理者権限でコマンドプロンプトを開く

新規にユーザを作成します。ここではユーザ名は""にしていますが好きなユーザ名にしてください。ただし administrator や guest など既存のアカウントは避けます。

C:\>net user testuser001 /add
コマンドは正常に終了しました。

作成したユーザを administrators グループに追加します。

C:\>net localgroup administrators testuser001 /add
コマンドは正常に終了しました。

作成したユーザへパスワードを設定します。(好きなパスワード) には実際にサインインする場合に使用するパスワードを設定してください。パスワードは推測できない十分複雑なものを設定してください。

C:\>net user testuser001 (好きなパスワード)
コマンドは正常に終了しました。

これで一度サインアウトすれば、次に新規に作成したアカウントでサインインすることが可能です。

新規ユーザ作成でエラー

以下のように新規ユーザ作成で"システムエラー 5 "が発生する場合はコマンドプロンプトを管理者権限で開いているか確認してください。管理者権限でないと権限が不足してこのエラーが発生します。

C:\>net user testuser001 /add
システムエラー 5 が発生しました。

アクセスが拒否されました

既に存在するユーザ名で作成すると以下のエラーが発生します。ユーザの一覧は "net user" コマンドで確認が可能です。他のユーザ名に変更して作成してください。

C:\> net user testuser001222 /add
アカウントは既に存在します。

NET HELPMSG 2224 と入力すると、より詳しい説明が得られます。

Windowsのよくある質問 FAQ

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