【Windows】"参照されている逆引き参照ゾーンが見つからなかった可能性があります"の原因と対処

参照されている逆引き参照ゾーンが見つからなかった可能性があります。


Windows Server の管理ツールのDNSでAレコードを作成しようとしました。しかし次のエラーで失敗してしまいました。


警告: 関連付けポインター (PTR) レコードを作成できません。参照されている逆引き参照ゾーンが見つからなかった可能性があります。



DNSで参照されている逆引き参照ゾーンが見つからなかった可能性があります



原因


これは前方参照ゾーンでレコードを作成しましたときに”関連付けられたポインター (PTR) レコードを更新する”のオプションをオンにしていましたが、対応する逆引きゾーンが存在しなかったのが主な現認です。
Aレコードを作成し同時に逆引きレコードを作成しようとしたが、対応するゾーンが作成されていないため作成できずにエラーとなったとういうことです。
解決策は対応する逆引きゾーンを作成することです。

解決方法


対応する逆引きゾーンを作成すれば問題は解決すると思います。

もしAレコードのIPアドレスが10.0.0.1/255.255.255.0 なら例えば次のような逆引きゾーンを作成します。

DNSの逆引きゾーン



ゾーン名;0.0.10.in-addr.arpa
ゾーンファイル名:0.0.10.in-addr.arpa.dns


先ほどのエラーが発生してもAレコードは作成しているので、一時的にこの"関連付けられたポインター (PTR) レコードを更新する"をオフにした後で再度"関連付けられたポインター (PTR) レコードを更新する"をオンにすることにより逆引きゾーンを作成することが可能です。


Windowsのよくある質問 FAQ




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