tensorboardを試すとても簡単なサンプル

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カテゴリ：Tensorboard


tensorboard とはtensorflowを可視化するとても便利な機能です。
まず使ってみようとうことで、とても簡単なサンプルを紹介します。
pythonインタプリタから以下を実行します。

手順



(1)以下のコードをPython インタプリタより実行します。事前に/tmp/logfile ディレクトリを作成しておきます。 

import tensorflow as tf



c1 = tf.constant(1)

c2 = tf.constant(2)

c3 = tf.constant(3)



c1_c2 = tf.add(c1, c2)

c1_c2_c3 = tf.add(c1_c2, c3)





with tf.Session() as sess:

    result = sess.run(c1_c2_c3)

    print(result)



writer = tf.summary.FileWriter('/tmp/logfile', graph=sess.graph)


(2)
指定したディレクトリ（上記の例では'/tmp/logfile') に以下のようなファイルが作成されていることを確認します。
events.out.tfevents.xxxxxxxxxx.tensorflowtest

が生成されれているはず。

(3)以下を実行します。
[絶対パス]には前回指定したログのディレクトリを指定します。コマンドとして実行します。Pythonインタープリター上ではありません。 


#tensorboard --logdir=[絶対パス]


例： 

#tensorboard --logdir=/tmp/logfile


[絶対パス]あるいはそのサブフォルダに(1)で生成したグラフ定義ファイル (events.out.tfevents.nnnnnnnnnn.tensorflowtest) が存在することを確認してください。
もし指定が間違っていると、次の手順で画面がいつまでも真っ白な現象などが発生します。

(5)同じ端末のブラウザより以下のURLにアクセスします。(表示されるまで数分時間がかかる場合があります。）

http://127.0.0.1:6006/

(6)"GRAPHS"を選択します。(1)で設計したグラフが表示されます。




(注意)
その他のデータはログに書き出していないため、例えば「SCALARS」を選択しても No scalar data was found. エラーとなります。


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