usoclient コマンドによる Windows Update の制御方法

usoclient.exe コマンドによる Windows Update の制御方式に関して説明します。ユーザは更新プログラムの制御を設定アプリ (Windows キー + [I]で起動) から制御することが可能ですが、コマンドから実行することも可能です。
usoclient コマンドによるWindows Update 制御

usoclient によりスキャン、ダウンロード、インストールする

(1)usoclient startscan

C:\>
usoclient startscan


例えば上記の "usoclient startscan" コマンドを実行すると更新プログラムの確認が実行されました。設定アプリを開いたところスキャンが完了していて次の画面が表示されていました。
usoclient startscan による更新プログラムの確認
(2)usoclient startdownload

C:\>
usoclient startdownload

確認した更新プログラムをダウンロードします。ただしこのコマンドを実行してもダウンロードは開始されない場合があるようです。
(3)usoclient startinstall

C:\>
usoclient startdownload

ダウンロードした更新プログラムをインストールします。

タスクスケジューラ

タスクスケジューラの"[Task Scheduler] -> [Microsoft] -> [Windows] -> [Update Orchestrator]"に usoclient が使われています。これを見ることによりオプションもある程度解析することが可能です。
タスクスケジューラ内のWindows Update
名前 操作
Schedule Scan %systemroot%\system32\usoclient.exe StartScan 
Schedule Scan Static Task %systemroot%\system32\usoclient.exe StartScan
Universal Orchestrator Idle Start %systemroot%\system32\usoclient.exe StartUWorkIdle
Universal Orchestrator Start %systemroot%\system32\usoclient.exe StartUWork
UpdateModelTask %systemroot%\system32\usoclient.exe StartModelUpdates
   

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